アンドリュー・ロバートソン(リバプール・スコットランド代表)のプレースタイル・能力分析【選手名鑑】

選手名鑑
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この記事では、リバプール不動の左サイドバック、アンドリュー・ロバートソン(リバプール・スコットランド代表)について、基本情報、プレースタイルの紹介に加え、詳細な能力分析などにより、徹底解剖します!

基本情報

  • 本名(日本語表記):アンドリュー・ロバートソン
  • 本名(英語表記):Andrew Robertson
  • 国籍:スコットランド
  • 現所属:リバプールFC
  • 生年月日:1994年3月11日
  • 利き足:左足
  • 身長:178cm
  • 体重:64kg
  • 得意ポジション:LSB
  • 推定市場価値:3,500万ユーロ

キャリア

歴代所属クラブ

クラブ名所属年
クイーンズ・パーク2012-2013
ダンディー・ユナイテッド2013-2014
ハル・シティ2014-2017
リヴァプール2017-現在

スコットランド4部リーグからのステップアップ

ロバートソンは、地元グラスゴーのセルティックのユースチームでキャリアをスタートさせたが、体格等の理由によりトップチーム昇格を果たせませんでした。

因みに、セルティックではボールボーイも務めており、その頃のアイドルは当時セルティックに所属していた中村俊輔でした。

その後、2012ー2013シーズンにスコットランド4部リーグのクイーンズ・パークでトップチームに昇格。スーパーマーケットで働きながらプレーを続け、ここでの活躍が評価されトップリーグのダンディー・ユナイテッドに超飛び級で移籍しました。

ダンディー・ユナイテッドでは、左サイドバックとして攻守に活躍し、2013-14シーズンには年間最優秀若手選手と年間ベストイレブンに選出され、スコティッシュプレミアリーグでの1シーズンで大きな成長を遂げました。

ハルシティでの活躍

ロバートソンは、2014年に移籍金285万ポンドでハル・シティに加入しました。

ハル・シティでは、チームの降格と昇格を経験しながら、3シーズンで99試合に出場し、3ゴールを挙げました。

ロバートソンは、ハル・シティでのプレーでプレミアリーグの舞台に慣れ、守備力とスタミナを向上させました。

リバプールでの活躍

ロバートソンは、2017年に移籍金800万ポンドでリヴァプールに加入しました。

当初は出場機会に恵まれなかったものの、モレノの負傷により左サイドバックのレギュラーを掴みました。

ロバートソンは、リヴァプールの攻撃的なサッカーにフィットし、精度の高いクロスやアシストでチームに貢献し、数々のタイトルをもたらしました。

2022-2023シーズンには、プレミアリーグのDFとしての通算最多アシスト記録を更新。世界最高の左サイドバックの一人として認められています。

ロバートソンのアシスト集はこちら↓

プレースタイル

鋭いクロスと豊富な運動量

ロバートソンの特徴は、脅威的なスタミナと精度の高いクロスボール、そして積極的なオーバーラップです。

敵陣の空いたスペースを見つけると、スピード感あふれる走り込みを見せ、インナーラップも得意です。

これらのプレーを無尽蔵に続け、隙をついてピンポイントのクロスやキーパスを供給する。

このプレースタイルで、ロバートソンはリバプールでアシストを量産しています。

しつこい守備とポジショニング

ロバートソンは、攻撃だけでなく、守備でも高い能力を発揮します。

彼は、喰らいついたら離れないしつこい守備、相手が嫌がるような泥臭い守備ができる選手です。

対峙している選手のドリブルには離されず付いて行き、スキがあればボールを掻き出します。

また、ポジショニングも上手で、相手の攻撃の形を崩すことができます。

ロバートソンの守備力は、リバプールの守備の安定感に大きく貢献しています。

能力分析

シュート:C

シュートパワーはあるが、決定力があるとは言えないか。主に左足でシュートを放つ。

パス:A+

正確なクロスやロングパスを得意とし、攻撃の起点となる。

ボールコントロール:A

ボールをしっかりと保持し、相手のプレスにも耐える。ミスは少なく、ボールロストも少ない。

ドリブル:B

スピードとテクニックを併せ持ち、サイドからの突破を得意とする。

スピード:B

比較的速く走ることができ、相手の裏を取ることも多い。

敏捷性:B

敏捷性は四大リーグ標準よりやや高いレベルか。

スタミナ:S

疲れ知らずで、試合中常に走り続ける。世界最高峰のスタミナ。

パワー:D

空中戦やフィジカルで優位に立つことは少ない。相手に押されることもある。

対人:B

積極的に相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪おうとする。

ディフェンススキル:A

守備の意識が高く、ポジショニングやインターセプトに優れる。

空中戦:D

身長が178cmと低く、空中戦には不利な体格である。

戦術理解度・メンタリティー:A

チームのリーダー的存在として、戦術や指示を理解し、仲間を鼓舞する。代表ではキャプテンも務める。

総合評価:A+

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