この記事では、若き名将アルテタ監督の元で悲願のプレミア、CL制覇を目指すアーセナルの、最新のフォーメーション、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
入力文 | 出力文 |
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クラブ名 (日本語表記) | アーセナル |
クラブ名 (英語表記) | Arsenal F.C. |
愛称 | ガナーズ |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン (人口) | ロンドン (約890万人) |
ホームスタジアム (収容人数) | エミレーツ・スタジアム (約6万人) |
監督 (国籍) | ミケル・アルテタ (スペイン) |
ライバルチーム | トッテナム・ホットスパー |
フォーメーション(スタメン)・序列
基本フォーメーション
GKの序列
今夏新加入のラヤがラムズデールから守護神の座を奪っています。
アルテタは足元の技術に定評のあるラヤを評価していますが、ラヤのプレーは必ずしも安定しているとは言えず、ラムズデールにも守護神を奪い返すチャンスはあるでしょう。
DFの序列
CBはサリバとガブリエウのコンビは不動。怪我やターンオーバーがなければこの2人がCBを務めることになります。
両サイドバックはホワイト、ジンチェンコがファーストチョイス。バックアップは冨安が務めますが、守備力が必要となる試合ではジンチェンコに代わりLSBのスタメンを務めることも多いです。
キヴィオルは上記選手達を起用できない際に、CB、SBを務めます。
MFの序列
アンカーにライス、その前にウーデゴール、ハベルツが入る布陣がほぼ不動でしたが、最近はバベルツが偽CFに入ることもあり、その場合はジョルジーニョがアンカーを務め、ライスが一列前に上がります。
パーティ、ヴィエイラもアルテタの評価は悪くないですが、ともに怪我が多いのが課題です。
スミスロウは新加入選手の台頭もありアルテタ監督からの評価を下げ、出場機会が激減しています。
FWの序列
RWGはサカが不動。カップ戦などではネルソンがスタメンを務めることがあります。
LWGはマルティネッリが一番ですが、トロサールも評価を高めており、出場機会を得ています。
CFはジェズスが一番手で、途中交代でエンケティアが投入されることが多いですが、最近は偽CFとしてトロサール、ハベルツが起用されることも増えています。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:S
アルテタ監督は世界最高峰の戦術家として評価されています。
ペップ仕込みのポゼッションサッカーによる魅力的なサッカーを展開し、ハイプレスやカウンターなど、バリエーション豊富な攻撃も可能です。
今シーズンはトロサール、ハベルツの偽9番などの新たな戦術をみせるなど、以前見られた悪い意味での戦術、選手起用の頑固さがなくなってきています。
若いチームでゆえの経験不足が課題ですが、昨シーズンのプレミア優勝争いで大きな経験値を積んだと言っていいでしょう。
守備力:S
サリバ、ガブリエウのCBコンビは世界最高レベルと言って良いでしょう。
チームの守備意識も高く、チーム全体でサボることなくプレスをかけ続けることができ、プレスの強度も世界最高レベルです。
あえて課題を挙げると、GKの安定感とジンチェンコが左サイドバックを務めた際に裏のスペースを狙われる事が多い事ですが、それでも現在プレミアリーグ最少失点を誇る守備力は世界最高峰です。
ボール支配力:A+
アーセナルの2023-2024シーズンは、ミケル・アルテタ監督の下でボール支配力がさらに洗練されました。
中盤の司令塔、ウーデゴールとライスの存在が、チームのテンポとリズムをコントロールします。
彼らは、敵陣深くでの正確なパス交換と、ボールを奪った後の迅速な展開で、アーセナルの攻撃に多様性と深みをもたらしています。
この戦術により、アーセナルは相手にボールを渡さず、試合を支配することが多く、見る者を魅了するサッカーを展開しています。
得点力:A+
アーセナルの攻撃は、高速カウンターと精密なポゼッションサッカーの融合といえます。
サカとマルティネッリの翼が敵陣を切り裂き、ジェズスとハフェルツ、ウーデゴールらの絶妙な連携でゴールを量産します。
課題を挙げるとすると、決定力のあるストライカーの不在でしょう。
選手層:A+
トロサール、冨安、ティンバーなど、複数ポジションをこなす実力のあるバックアッパーがいることがアーセナルの特徴です。
ただし、スタメンと遜色のないバックアッパーの人数が必ずしも多いわけではなく、複数の怪我人が出ると厳しくなる面もあります。
総合評価:S
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
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GK | 1 | アーロン・ ラムズデール | 準主力選手 | イングランド |
GK | 22 | デイビッド・ラヤ | 主力選手 | スペイン |
GK | 31 | カール・ハイン | CP戦等要員 | エストニア |
CB | 2 | ウィリアム・サリバ | 中心選手 | フランス |
CB | 6 | ガブリエル・ マガリャエス | 中心選手 | ブラジル |
CB | 12 | ユリエン・ティンバー | 準主力選手 | オランダ |
CB | 15 | ヤクブ・ キヴィオール | 準主力選手 | ポーランド |
LSB | 35 | オレクサンドル・ ジンチェンコ | 主力選手 | ウクライナ |
RSB | 4 | ベン・ホワイト | 主力選手 | イングランド |
RSB | 17 | セドリック・ ソアレス | CP戦等要員 | ポルトガル |
RSB | 18 | 冨安 健洋 | 主力選手 | 日本 |
DM | 5 | トーマス・パーティ | 準主力選手 | ガーナ |
DM | 20 | ジョルジーニョ | 準主力選手 | イタリア |
DM | 25 | モハメド・ エルネニー | CP戦等要員 | エジプト |
DM | 41 | デクラン・ライス | 中心選手 | イングランド |
OM | 8 | マルティン・ ウーデゴール | 中心選手 | ノルウェー |
OM | 10 | エミール・ スミス・ロウ | 準主力選手 | イングランド |
OM | 21 | ファビオ・ ヴィエイラ | 準主力選手 | ポルトガル |
OM | 29 | カイ・ハフェルツ | 主力選手 | ドイツ |
LWG | 11 | ガブリエル・ マルティネッリ | 主力選手 | ブラジル |
LWG | 19 | レアンドロ・ トロサール | 主力選手 | ベルギー |
RWG | 7 | ブカヨ・サカ | 中心選手 | イングランド |
RWG | 24 | リース・ネルソン | CP戦等要員 | イングランド |
CF | 9 | ガブリエル・ ジェズス | 主力選手 | ブラジル |
CF | 14 | エディー・ エンケティア | 準主力選手 | イングランド |
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