この記事では、フリック新監督の下リーガ奪回を目指すバルセロナの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名 (日本語表記) | FCバルセロナ |
クラブ名 (英語表記) | FC Barcelona |
愛称 | バルサ ブラウグラナ |
所属リーグ | ラ・リーガ |
ホームタウン (人口) | バルセロナ (約160万) |
ホームスタジアム (収容人数) | カンプノウ (99354人) |
監督 (国籍) | ハンジ・フリック (ドイツ) |
ライバルチーム | レアル・マドリード |
フォーメーション(スタメン)・序列
基本フォーメーション
GKの序列
世界トップクラスの評価を受けるテア・シュテーゲンがシーズン途中の負傷でシーズン絶望に。
昨季もテア・シュテーゲン不在時に穴を埋めたカンテラ出身のペーニャと、バルサのラブコールを受け引退表明後すぐに現役復帰し10月に加入したシュチェスニーがスタメンを争います。
DFの序列
ラマシア育ちのクバルシが、10代とは思えない落ち着いたプレーとビルドアップ能力を武器にCBのスタメンを勝ち取っています。
バルセロナのCBにはウルグアイ代表のアラウホとスペイン代表のI・マルティネスという実力者が揃っていますが、現在はクバルシの台頭によりI・マルティネスとアラウホがスタメンを争います。
RSBはクンデが序列の一番手ですが、本人はCBでのプレーを希望しています。
LSBはラマシア育ちのバルデがファーストチョイス。今季Bチームから昇格したマルティンが控えを務めます。
MFの序列
守備的なボランチはラマシア育ちの新生ベルナルがスタメンを勝ち取りましたが、怪我でシーズン絶望に。同じくラマシア育ちのカサドがスタメンを務めます。
もう一人のボランチはペドリ、ガビと、バルサの将来を担う二人の司令塔がポジションを争います。
ワールドクラスのMFデヨングが出場機会が得られないほどの充実の陣容です。
トップ下は今季ライプツィヒから加入のスペイン代表オルモに、パリ五輪でも大活躍したフェルミン、昨季躍進したジローナで活躍したトーレがスタメンを争います。
FWの序列
CFはエースのレヴァンドフスキが不動のスタメン。
WGはメッシ並みのポテンシャルを秘めるラマシア育ちのヤマルと、今季ついに覚醒したブラジル代表のラフィーニャがファーストチョイス。
スペイン代表フェランが攻撃陣のバックアップを務めます。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度: S
今季から新監督に就任したフリックの攻撃的なポゼッションプレーと高いプレスを組み合わせた戦術が機能し、チームは好調を維持しています。
伝統的にポールポゼッションに重きを置くバルセロナに、縦への速い攻撃の意識を植え付け、フリック流の戦い方をチームに急速に浸透させました。
CLでバイエルン相手に圧勝するなど、既にチームの完成度は世界最高レベルになっていると言って良さそうです。
守備力: A
前線からのハイプレスでボールを圧倒的に支配し、相手の攻撃の機会を摘み、失点を防ぎます。
ハイラインでの守備を身上としており、絶妙なラインコントロールでオフサイドを量産しています。
ただし、ハイラインゆえに一歩間違えるとカウンターでピンチを迎える危険性は常にはらんでおり、カウンターからの失点をいかに減らせるかが鍵になりそうです。
ボール支配力: S
フリックは従来のティキ・タカには比較的拘らない縦に速いの戦術をとっていますが、それでもラ・リーガの平均ボール支配率は65%を超えるリーグトップの数字です。
バルセロナのDNAが刻み込まれたカンテラ育ちの選手たちを中心にしたボール回しを武器に、世界トップクラスのポゼッション力を誇ります。
得点力: S
美しいパスワークを活かした華麗な崩しの他、前線の選手の質を活かしたカウンターなど、多彩な攻めで相手のゴールに迫ります。
最後にゴールを奪うのはエースレヴァンドフスキの役目で、バイエルン時代の恩師フリックの下、全盛期を彷彿とさせる活躍を見せています。
今季得点力が覚醒したラフィーニャ、天才ヤマルの3TOPは欧州トップクラスの破壊力です。
選手層: S
バルセロナは主力選手の負傷が相次いでいますが、カンテラ育ちの若武者達の台頭によりその穴を埋めています。
昨季トップチームで通用する事を証明した、ヤマル、フェルミンといった逸材に加え、今季もベルナル、カサドなど次々と若手が台頭し、既に世界クラスの選手との評価を受けているペドリ、ガビなどバルセロナを背負って立つ事のできる逸材が揃っています。
怪我人も含めた既存の戦力にこの若者達が加わった事で、世界トップクラスの選手層を誇るチームになったと言えるでしょう。
総合評価:S
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | No. | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 1 | マルク=アンドレ・ テア・シュテーゲン | 中心選手 | ドイツ |
GK | 13 | イニャキ・ペーニャ | 準主力選手 | スペイン |
GK | 25 | ボイチェフ・ シュチェスニー | 準主力選手 | ポーランド |
GK | 26 | アンデル・ アストララガ | CP戦等要員 | スペイン |
CB | 2 | パウ・クバルシ | 主力選手 | スペイン |
CB | 4 | ロナルド・アラウホ | 主力選手 | ウルグアイ |
CB | 5 | イニゴ・ マルティネス | 主力選手 | スペイン |
CB | 15 | アンドレアス・ クリステンセン | 主力選手 | デンマーク |
CB | 24 | エリック・ガルシア | CP戦等要員 | スペイン |
RSB | 23 | ジュール・クンデ | 主力選手 | フランス |
RSB | 32 | エクトル・フォルト | CP戦等要員 | スペイン |
LSB | 3 | アレハンドロ・ バルデ | 準主力選手 | スペイン |
LSB | 35 | ジェラール・ マルティン | 準主力選手 | スペイン |
DM | 17 | カサド・トラス | 主力選手 | スペイン |
DM | 28 | マルク・ベルナル | 主力選手 | スペイン |
CM | 6 | ガビ | 主力選手 | スペイン |
CM | 8 | ペドリ | 主力選手 | スペイン |
CM | 16 | フェルミン・ロペス | 主力選手 | スペイン |
CM | 21 | フレンキー・デ・ ヨング | 準主力選手 | オランダ |
OM | 10 | アンス・ファティ | 準主力選手 | スペイン |
OM | 14 | パブロ・トーレ | 主力選手 | スペイン |
OM | 20 | ダニ・オルモ | 主力選手 | スペイン |
RWG | 7 | フェラン・トーレス | 主力選手 | スペイン |
RWG | 11 | ラフィーニャ | 主力選手 | ブラジル |
RWG | 19 | ラミーヌ・ヤマル | 中心選手 | スペイン |
CF | 9 | ロベルト・ レヴァンドフスキ | 中心選手 | ポーランド |
CF | 18 | パウ・ビクトル | CP戦等要員 | スペイン |
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