この記事では、名将ペップ率いるプレミアの絶対王者マンテェスター・シティの、最新のフォーメーション、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名 (日本語表記) | マンチェスター・シティ |
クラブ名 (英語表記) | Manchester City FC |
愛称 | シティ、シチズン |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン(人口) | マンチェスター(55万人) |
ホームスタジアム(収容人数) | エティハド・スタジアム (5万3600人) |
監督(国籍) | ペップ・グアルディオラ(スペイン) |
ライバルチーム | マンチェスター・ユナイテッド |
フォーメーション・序列
フォーメーション
GKの序列
ブラジル代表エデルソンが不動の守護神。
カップ戦のGKを務めるオルテガも、1対1セービング技術はエデルソン以上との声もある、他のクラブであればレギュラーを務められるレベルの選手です。
DFの序列
CBはディアス、ストーンズ、アカンジ、アケとワールドクラスの実力者揃い。統率力の高いディアスと力強い守備が持ち味のアカンジのコンビがスタメンを務めることが多くなっています。
RSBは守備力に優れたウォーカーが健在ですが、格下との対戦では攻撃力に優れたリコルイスがスタメンを務める機会が増えています。
LSBは昨季加入し得点力が覚醒したグバルディオルが不動のスタメン。CBもこなすアケがバックアップを務めます。
MFの序列
シティで最も替えのきかない選手と言われていたロドリが怪我で今季絶望。
ロドリ不在の中盤の底は、バルセロナから復帰のギュンドアンとペップ戦術に順応してきた今季好調コバチッチのコンビで穴を埋めます。
2列目は真ん中は勿論サイドもこなせるフォーデン、シルバを軸に、左はドク、グリーリッシュ、右はサビオ、ボブらがスタメンを争います。
デ・ブライネは怪我から復帰すればトップ下のスタメン有力候補ですが、年々稼働率と運動量が下がっており、絶対的なスタメンとは言えない状況です。
FWの序列
1TOPはハーランドが不動のスタメン。
今季はアルバレスも抜けたことからハーランド以外に1TOPを務められる選手は見当たらず、不在時は偽9番などの戦術で対応します。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:S
チームの戦術は就任9年目を迎えるグアルディオラのもとで高度に洗練されており、高いボール支配率やプレス、多彩な攻撃パターンなどの特徴があります。
世界一の監督の呼び声高いグアルディオラの指導力に加え、戦術理解度の高いワールドクラスの選手が揃うチームの完成度は、間違いなく世界最高クラスです。
守備力:A+
ディアスやストーンズ、アカンジなどのセンターバックは堅実で、ウォーカーやグバルディオルらサイドバックの守備力も含めたDF陣の選手個々の守備力は世界トップといっても過言ではないでしょう。
ただ、今季からRSBでスタメンを務めることの多くなったリコルイスは攻撃力に優れますが、ウォーカーに比べると守備強度が低く、ダブルボランチのコバチッチ、ギュンドアンも共に30歳を超えており守備強度・運動量が落ちてきており、不安材料があるのも事実です。
ボール支配力:S
マンチェスター・シティのボール支配率は今季もプレミアリーグのトップであり、チーム全体のボール保持志向は非常に高いです。
選手個々のパススキルも優れており、中盤はデ・ブライネやロドリ、ギュンドアンなど正確で多彩なパスを展開できる選手が揃っており、、前線の選手もパス受けるだけでなく、パスを出すこともできます。
また、ボールを奪われてもすぐにプレスをかけて奪い返すことができる献身性が、ほぼ全ての選手に備わっています。
得点力:S
エースの2年連続プレミア得点王ハーランドは今季もプレミアの得点ランクTOPに立つなどその得点力は世界最高クラスです。
フォーデンなど脇を固める選手も得点関与出来る選手が揃っており、攻撃陣の質も量も世界最高クラス、破壊力抜群の攻撃陣です。
選手層:A+
チームの選手層は充実しており、控え選手の能力も世界最高レベルです。
各ポジションにワールドクラスの選手が控えに揃っており、クラブ別の選手市場価値ランキングではレアルに継ぐ2位になっています。
ただ、ペップの方針で少数精鋭のスカッドを指向しているため、同じポジションに怪我人が複数人出ると苦しくなり、今季はリーグ戦にユース上がりの選手を起用せざる得ないような状況にも陥りました。
総合評価:S
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 31 | エデルソン | 中心選手 | ブラジル |
GK | 18 | ステファン・ オルテガ | 準主力選手 | ドイツ |
GK | 33 | スコット・カーソン | CP戦等要員 | イングランド |
CB | 3 | ルーベン・ディアス | 主力選手 | ポルトガル |
CB | 25 | マヌエル・アカンジ | 主力選手 | スイス |
CB | 6 | ネイサン・アケ | 主力選手 | オランダ |
CB | 5 | ジョン・ストーンズ | 主力選手 | イングランド |
RSB | 82 | リコ・ルイス | 主力選手 | イングランド |
RSB | 2 | カイル・ウォーカー | 主力選手 | イングランド |
LSB | 24 | ヨシュコ・ グヴァルディオル | 主力選手 | クロアチア |
DM | 16 | ロドリ | 中心選手 | スペイン |
CM | 27 | マテウス・ヌネス | 準主力選手 | ポルトガル |
CM | 8 | マテオ・ コヴァチッチ | 主力選手 | クロアチア |
CM | 19 | イルカイ・ ギュンドアン | 主力選手 | ドイツ |
OM | 20 | ベルナルド・シウバ | 主力選手 | ポルトガル |
OM | 17 | ケヴィン・ デ・ブライネ | 主力選手 | ベルギー |
OM | 87 | ジェームズ・ マカティー | CP戦等要員 | イングランド |
LWG | 10 | ジャック・ グリーリッシュ | 準主力選手 | イングランド |
LWG | 11 | ジェレミー・ドク | 準主力選手 | ベルギー |
RWG | 26 | サビオ | 主力選手 | ブラジル |
RWG | 47 | フィル・フォーデン | 中心選手 | イングランド |
RWG | 52 | オスカー・ボブ | CP戦等要員 | ノルウェー |
CF | 9 | エルリング・ ハーランド | 中心選手 | ノルウェー |
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