この記事では、日本史上最高のディフェンダー、冨安健洋選手(アーセナル・日本代表)について、基本情報、プレースタイルの紹介に加え、詳細な能力分析などにより、徹底解剖します!
基本情報
- 本名(日本語表記):冨安 健洋
- 本名(英語表記):TOMIYASU Takehiro
- 国籍:日本
- 現所属:アーセナル
- 生年月日:1998年11月5日
- 利き足:右足
- 身長:188 cm
- 体重:84 kg
- 得意ポジション:CB、RSB、LSB
- 推定市場価値:3,000万ユーロ
キャリア
歴代所属クラブ
クラブ | 所属年 |
---|---|
アビスパ福岡 | 2015-2017 |
シント=トロイデンVV | 2018-2019 |
ボローニャFC | 2019-2021 |
アーセナルFC | 2021-現在 |
アビスパ福岡から海外へ
冨安選手は、アビスパ福岡の下部組織からトップチームに昇格し、17歳の若さでプロの世界に飛び込みました。
センターバックやサイドバック、ボランチとして多彩なポジションをこなし、ディフェンスラインのレギュラーに定着しました。
2017年にはプロ入り初得点も記録し、海外のクラブからも注目されるようになりました。
冨安選手のJ初ゴールはこちら↓
シントトロイデン、ボローニャでのステップアップ
2018年に冨安選手は、ベルギー1部のシントトロイデンに移籍し、海外挑戦を果たしました。
シーズン途中から加入したにもかかわらず、すぐにセンターバックのレギュラーとして活躍し、シーズン最優秀選手に選出されています。
2019年には、イタリア1部のボローニャに移籍し、さらにレベルの高いリーグでプレーすることになりました。
右サイドバックやセンターバックとして安定したプレーを見せ、セリエA初得点も決めました。
ボローニャでも、監督やチームメイトからも信頼される存在となりました。
冨安選手がミラン相手にセリエA初ゴールを決めた試合はこちら↓
アーセナルでの活躍
DFならどこでもこなせるユーティリティ性を活かし、アーセナルの守備に欠かせない戦力として、活躍しています。
2021年夏にボローニャから移籍して以来、コンスタントに出場機会を得ていると言って良いでしょう。
過去2回チームの月間最優秀選手に選出されるなど、世界有数のビッグクラブで高い評価を得ています。
冨安選手の2023年のプレー集はこちら↓
プレースタイル
読みとスピードを発揮した堅実な守備
冨安選手は、センターバックとしての本職のほかに、右サイドバックやボランチとしてもプレーできるユーティリティプレーヤーです。
どのポジションでも、読みとスピードを発揮した堅実な守備を見せます。
相手の動きを的確に察知し、タイミングよく寄せたりカバーしたりします。
また、サイズの割にスピードがあり、最終ラインの裏をカバーすることもできます。
インターセプトやタックルも上手く、判断ミスが非常に少ないです。
冨安の守備は、日本代表やアーセナルの安定感に欠かせないものです。
ビルドアップに必要な足元の技術
冨安選手は、守備だけでなく、ビルドアップにも重要な役割を果たします。
彼は、ショートパスやロングフィードなど、正確なキックを持っています。
特に、ロングフィードは、前線の選手に直接ボールを届けることができる強力な武器です。
また、ドリブルやクロスも上手く、サイドバックとして起用された時には、サイドから中央への供給もできます。
冨安は、右足だけでなく左足でも問題なくプレーできる両足使いです。これは、ビルドアップにおいて、多様な選択肢を持つことにつながります。
能力分析
- シュート:D
- CBのためシュートを打つ機会は少ない。
- パス:B
- 精度の高いロングパスが特徴、ビルドアップに貢献
- ボールコントロール:B
- ボールコントロールが上手く、狭いスペースでも安定
- ドリブル:C
- 頻繁にドリブルを見せるタイプではないが堅実
- スピード:A
- 高いスピードでピッチを駆け、追いつきやすい
- 敏捷性:B
- 素早い方向転換が可能で、対人時に有利
- スタミナ:A
- 試合を通して高い運動量を維持、疲れ知らず
- パワー:A
- 強靭なフィジカルで対人戦に強い
- 対人:A+
- 一対一の守備で世界トップクラスの強さを見せる
- ディフェンススキル:A+
- タックル、インターセプトに優れ、高い守備力
- 空中戦:A
- 身長と跳躍力を活かした空中戦に強い
- 戦術理解度:A
- 高い戦術理解でチームの要、指示通りに動ける
- メンタリティー:A
- 圧倒的なメンタルの強さ、チームを鼓舞する存在
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