この記事では、2022-2023シーズンに悲願のCL制覇を果たした現世界王者、マンテェスター・シティの、最新のフォーメーション、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名 (日本語表記) | マンチェスター・シティ |
クラブ名 (英語表記) | Manchester City FC |
愛称 | シティ、シチズン |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン(人口) | マンチェスター(55万人) |
ホームスタジアム(収容人数) | エティハド・スタジアム (5万3600人) |
監督(国籍) | ペップ・グアルディオラ(スペイン) |
ライバルチーム | マンチェスター・ユナイテッド |
フォーメーション・序列
フォーメーション
4-1-4-1
4-2-3-1
GKの序列
守護神はエデルソンが不動。カップ戦のGKはオルテガが務める。
DFの序列
CBはアケ、ディアス、ストーンズ、アカンジと実力者揃い。ほぼ横一線で激しいレギュラー争いを繰り広げています。
3バックの際には左CBをグバルディオルが務めることもあります。
RSBはウォーカーが完全に信頼を勝ち取っており、LSBはいずれもCBが本職のグバルディオル、アケ、アカンジのいずれかが務めます。
MFの序列
ロドリはシティで最も替えのきかない存在で、4-1-4-1の際のアンカーはロドリ以外が務める事は難しいでしょう。
4-2-3-1の際はコバチッチやヌネスがロドリの相棒としてCMを務めることが多いです。
両ウイングはフォーデン、シルバ、ドク、グリーリッシュとタレントが揃っており、中央を含めた複数ポジションをこなせるフォーデン、シルバが特に出場機会を得ています。
OMFは怪我がなければデ・ブライネが鉄板。
デ・ブライネが不在の間に信頼を勝ち取ったアルバレスと、ウイングもこなせるシウバ、フォーデンがポジションを争います。
流動的なポジション変更がシティの武器であり、攻撃的なMFは試合中にポジションを変えることも多いです。
FWの序列
怪我なければハーランドが不動ですが、アルバレスもこのポジションをこなせるため、ハーランド不在時のオプションも申し分ありません。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:S
チームの戦術はグアルディオラ監督のもとで高度に洗練されており、4-1-4-1、4-2-3-1、4-3-3、3-4-3などの柔軟なフォーメーションや、高いボール支配率やプレス、多彩な攻撃パターンなどの特徴があります。
グアルディオラ監督は指導力や戦術の適応力も高く、チームの強みを最大限に引き出しています。
守備力:A+
ディアスやストーンズ、アカンジなどのセンターバックは堅実で、ウォーカーやグバルディオルらサイドバックの守備力も含めたDF陣選手個々の守備力は世界トップといっても過言ではないでしょう。
ただし、昨季ほどの堅守は見られず、失点期待値よりも多く失点していることや、チェルシー戦で4失点するなど、綻びも見られます。
ボール支配力:S
マンチェスター・シティのボール支配率は2023-2024シーズンでもプレミアリーグの圧倒的トップであり、チーム全体のボール保持志向は非常に高いです。
選手個々のパススキルも優れており、中盤はデ・ブライネやロドリを中心に正確で多彩なパスを展開し、ハーランドやアルバレスやウイング陣などの前線はパスを受けるだけでなく、パスを出すこともできます。
また、ボールを奪われてもすぐにプレスをかけて奪い返すことができる献身性が、ほぼ全ての選手に備わっています。
得点力:S
エースのハーランドは一時怪我で離脱したにも関わらずリーグの得点ランクTOPに立つなど今シーズンもその得点力に陰りはありません。
アルバレスやフォーデンなど脇を固める選手も得点関与の場面が多く、破壊力抜群の攻撃陣です。
デ・ブライネの復帰によって、さらに攻撃力はパワーアップするでしょう。
選手層:S
チームの選手層は充実しており、控え選手の能力も世界最高レベルです。
控えの選手数が少なく、DMFやSBのポジションでは、本職の選手が少なく、特にロドリの不在時は勝率が落ちるというデータがあり、彼の代役を見つけることは唯一にして最大の課題です。
しかしながら、アンカー以外のポジションについてはワールドクラスの選手が控えに揃っており、クラブ別の市場価値ランキングでは世界一になっているなど、世界最高クラスの選手層を誇ります。
総合評価:S
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 31 | エデルソン | 中心選手 | ブラジル |
GK | 18 | ステファン・ オルテガ | 準主力選手 | ドイツ |
GK | 33 | スコット・カーソン | CP戦等要員 | イングランド |
CB | 3 | ルーベン・ディアス | 主力選手 | ポルトガル |
CB | 24 | ヨシュコ・ グヴァルディオル | 主力選手 | クロアチア |
CB | 25 | マヌエル・アカンジ | 主力選手 | スイス |
CB | 6 | ネイサン・アケ | 主力選手 | オランダ |
CB | 5 | ジョン・ストーンズ | 主力選手 | イングランド |
LSB | 21 | セルヒオ・ゴメス | CP戦等要員 | スペイン |
RSB | 82 | リコ・ルイス | 準主力選手 | イングランド |
RSB | 2 | カイル・ウォーカー | 中心選手 | イングランド |
DM | 16 | ロドリ | 中心選手 | スペイン |
CM | 27 | マテウス・ヌネス | 準主力選手 | ポルトガル |
CM | 8 | マテオ・ コヴァチッチ | 準主力選手 | クロアチア |
OM | 20 | ベルナルド・シウバ | 主力選手 | ポルトガル |
OM | 17 | ケヴィン・ デ・ブライネ | 中心選手 | ベルギー |
LWG | 10 | ジャック・ グリーリッシュ | 準主力選手 | イングランド |
LWG | 11 | ジェレミー・ドク | 準主力選手 | ベルギー |
RWG | 47 | フィル・フォーデン | 中心選手 | イングランド |
RWG | 52 | オスカー・ボブ | CP戦等要員 | ノルウェー |
CF | 19 | ジュリアン・ アルバレス | 主力選手 | アルゼンチン |
ST | 9 | エルリング・ ハーランド | 中心選手 | ノルウェー |
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