この記事では、テン・ハグ監督の下で名門復活を目指すマンチェスター・ユナイテッドの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
入力文 | 出力文 |
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クラブ名 (日本語表記) | マンチェスター・ユナイテッド |
クラブ名 (英語表記) | Manchester United |
愛称 | 赤い悪魔 |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン (人口) | マンチェスター (55万人) |
ホームスタジアム (収容人数) | オールド・トラッフォード (7.6万人) |
監督 (国籍) | エリック・テン・ハグ (オランダ) |
ライバルチーム | マンチェスター・シティ リヴァプール |
フォーメーション(スタメン)・序列
基本フォーメーション

GKの序列
オナナが不動の守護神として君臨。
移籍当初はミスや不安定なセービングで失点にしばしば関与するなど、本来の実力を発揮できていませんでしたが、徐々に本領を発揮。
現在はプレミアのGKの中でも上位のスタッツを残しています。
控えにはトルコ代表GKアルタイが控えているが、ほぼ出場機会を得られていません。
DFの序列
シーズン当初はマルティネスとヴァランがCBのファーストチョイスになるとみられていましたが、怪我での離脱が多く、その間に信頼を失っていたマグアイアが復活。スタメンはこの3人が争う形です。
リンデロフ、エヴァンスも現在はコンスタントに出場機会を得ていますが、上記3名が万全であれば控えやカップ戦要員となりそうです。
SBは右がダロートと左はショーがファーストチョイス。
右の控えはワンビサカ、左のバックアップはダロートが回ることが多いです。
MFの序列
CMは超新星メイヌーがスタメンを完全に奪取。百戦錬磨のカゼミーロの相棒を務めます。
その他にも精度の高いパスで試合を作れるエリクセン、得点力が覚醒した切り札マクトミネイなど、層の厚いポジションと言えます。
サイドアタッカーは右のガルナチョと左のラッシュフォードがファーストチョイス。
守備の強度をあげる際にはアントニーが右、左にガルナチョが回ることもあります。
トップ下はキャプテンB・フェルナンデスが不動。
マウントは怪我で長期離脱していますが、復帰後はフェルナンデスの負担を減らす役割が求められます。
FWの序列
ホイルンドが徐々にチームにフィットし、スタメンに定着しています。
ラッシュフォードがトップを務めることもありますが、主戦場は左サイドです。
マルシャルは怪我もありテン・ハグの信頼を得るまでには至っていません。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:B
テン・ハグ監督の下で、攻撃的なサッカーを志向していますが、監督の戦術が浸透しきれているとは言えず、完成度はもう一歩という印象です。
特に2023-2024シーズンは、怪我人が続出したことや監督と選手の不仲が報道されるなどにより、波の激しいシーズンとなっています。
90分間集中し続けるインテンシティ、勝利を求め続ける勝者のメンタリティに欠けている印象があり、名門復活にはこれらを取り戻すことが絶対条件でしょう。
守備力:B+
ユナイテッドのプレミアでの失点数はリーグでも少ない方ですが、ビッグクラブとして考えるとまだ安定しているとは言えません。
ユナイテッドの課題は、守備の連携やバランス、セットプレーの対応などです。
それでも、選手個々の守備のポテンシャルは高く、これらの課題を解決できれば、リーグ屈指の守備力を得ることも可能でしょう。
ボール支配力:B
テン・ハグの従来の得意戦術はポゼッションサッカーでしたが、ガルナチョ、ラッシュフォードなど前線の選手にカウンター向きの選手が多く、最近はポゼッション志向からカウンター志向に変わりつつあります。
2023-2024シーズンのプレミアリーグにおけるボール支配率は50%程度に留まっています。
得点力:B+
ユナイテッドの2023-2024シーズンのプレミアリーグにおける平均シュート数は2月現在TOP6に入っているにも関わらず得点数はTOP10にも入っておらず、決定力不足が大きな課題と言えます。
2023-2024の1月時点でのチーム得点王がCMのマクトミネイと、FW陣の決定力の向上が急務となっていましたが、ホイルンドがここにきてプレミア最年少で6連発を記録するなど調子を上げており、課題は解決に向かっています。
選手層:A
ビッグ6の一角を務めるビッグクラブであることもあり、各ポジションに高い能力を有する控え選手が揃っています。
GK、SB、アタッカー陣の控えが他のメガクラブと比較すると手薄にはなりますが、一般のクラブと比較すると十分に厚い選手層と言えるでしょう。
総合評価:B+
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
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GK | 1 | アルタイ・ バインディール | CP戦等要員 | トルコ |
GK | 24 | アンドレ・オナナ | 主力選手 | カメルーン |
GK | 22 | トム・ヒートン | CP戦等要員 | イングランド |
CB | 2 | ヴィクトル・ リンデロフ | 準主力選手 | スウェーデン |
CB | 5 | ハリー・マグワイア | 主力選手 | イングランド |
CB | 6 | リサンドロ・ マルティネス | 主力選手 | アルゼンチン |
CB | 19 | ラファエル・ ヴァラン | 主力選手 | フランス |
CB | 35 | ジョニー・ エヴァンス | 準主力選手 | 北アイルランド |
CB | 53 | ウィリー・ カンブワラ | CP戦等要員 | フランス |
LSB | 12 | タイレル・マラシア | CP戦等要員 | オランダ |
LSB | 23 | ルーク・ショー | 主力選手 | イングランド |
RSB | 20 | ディオゴ・ダロート | 中心選手 | ポルトガル |
RSB | 29 | アーロン・ ワン=ビサカ | 準主力選手 | イングランド |
DM | 4 | ソフィアン・ アムラバト | 準主力選手 | モロッコ |
DM | 18 | カゼミーロ | 主力選手 | ブラジル |
DM | 39 | スコット・ マクトミネイ | 主力選手 | スコットランド |
CM | 14 | クリスティアン・ エリクセン | 準主力選手 | デンマーク |
CM | 37 | コビー・メイヌー | 主力選手 | イングランド |
OM | 7 | メイソン・マウント | 準主力選手 | イングランド |
OM | 8 | ブルーノ・ フェルナンデス | 中心選手 | ポルトガル |
OM | 47 | ショラ・ ショレティレ | CP戦等要員 | イングランド |
LWG | 10 | マーカス・ ラッシュフォード | 中心選手 | イングランド |
LWG | 17 | アレハンドロ・ ガルナチョ | 主力選手 | アルゼンチン |
RWG | 16 | アマド・ディアロ | CP戦等要員 | コートジボワール |
RWG | 21 | アントニー | 準主力選手 | ブラジル |
ST | 9 | アンソニー・ マーシャル | CP戦等要員 | フランス |
CF | 11 | ラスムス・ ホイルンド | 中心選手 | デンマーク |
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