この記事では、ヌーノ新監督の下2シーズン連続のプレミアリーグ残留を目指すノッティンガム・フォレストの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名 (日本語表記) | ノッティンガム・フォレスト |
クラブ名 (英語表記) | Nottingham Forest |
愛称 | フォレスト ザ・レッズ |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン (人口) | ノッティンガム (32万人) |
ホームスタジアム (収容人数) | シティ・グラウンド (30,332人) |
監督 (国籍) | ヌーノ・サント (ポルトガル) |
ライバルチーム | ノッツ・カウンティ |
フォーメーション(スタメン)・序列
基本フォーメーション
GKの序列
2024冬の移籍市場で獲得したベルギー代表のセルスがスタメンを務めます。
セルス加入前にスタメンを務めていたアメリカ代表ターナーが控えに回っています。
DFの序列
CBは元アトレティコのベテランフェリペ、新鋭ムリーリョのブラジルコンビが直近ではスタメンを務めることが多いです。
ニアカテ、ボリー、オモバミデレなど、スタメンを務められるCBは多く、序列の入れ替わりも激しくなっています。
SBはウィリアムズとタバレスのコンビが多くなっていましたが、タバレスの負傷離脱により、トフォロがLSBを務めたり、ウィリアムズが左に回り右にCBが本職のニアカテが回ることによりカバーしています。
MFの序列
ボランチはドミンゲスとダニーロのコンビがスタメンを務めますが、イェーツもスタメンを任せられる能力があり、負傷中のサンガレが戻ればレギュラー争いはさらに激化するでしょう。
対して二列目は右エランガ、左にハドソン=オドイ、中央ギブス・ホワイトが不動のレギュラーで、替えがきかない状態になっています。
2列目の新戦力として冬にドルトムントから獲得したレイナに期待がかかります。
FWの序列
エースのアウォニーが序列の一番手で、プレミアで確かな実績を残してきたウッド、オリギが控えを務めます。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:C
2023年12月に、プレミア昇格に導いたクーパーからウルブズで実績を残したサントに監督が交代しました。
クーパーはポゼッションサッカーを得意としていましたが、サントはカウンターサッカーを得意としており、現在はサントの戦術を浸透させている段階です。
守備力:C
サント政権下でのフォレストの守備は、前線ではあまりプレスをかけず、後方で守備ブロックを形成します。
しっかり引いて守った際の守備ブロックは強固ですが、敵陣まで攻め込んだ後のカウンターで失点してしまうことが多く、ボールを失った後の守備ブロックの形成には課題があります。
ボール支配力:D
2023-2024シーズンのプレミアリーグにおけるボール支配率は40%程度となっており、ポゼッションは得意ではありません。
ギブス・ホワイト以外にパスワークに定評のある選手は少なく、パスワークよりも縦に速いサッカーで得点を狙います。
攻撃力:D
フォレストの攻撃は、ハドソン=オドイの突破力とSBが連動した左サイドからの攻撃と、ギブス・ホワイトからエランガへの裏へのスルーパスで一気に得点を狙うパターンが多いです。
前線の個の能力に頼った攻撃が主となっており、個な力が封じられると攻め手が欠ける展開となることも多い印象です。
選手層:D
フォレストの選手層はプレミアリーグのレベルで考えるとやや見劣りします。
特に2列目の選手層が薄く、2列目の選手に怪我人が出るとバックアップも含めかなり苦しい戦いを強いられるでしょう。
総合評価:D
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 1 | マット・ターナー | 準主力選手 | イングランド |
GK | 13 | ウェイン・ヘネシー | CP戦等要員 | ウェールズ |
GK | 23 | オディセアス・ ブラコディモス | CP戦等要員 | ギリシャ |
GK | 26 | マッツ・セルス | 主力選手 | ベルギー |
CB | 18 | フェリペ | 主力選手 | ブラジル |
CB | 19 | ムサ・ニアカテ | 主力選手 | フランス |
CB | 30 | ウィリー・ボリー | 準主力選手 | コートジボワール |
CB | 32 | アンドリュー・ オモバミデレ | 準主力選手 | アイルランド |
CB | 40 | ムリーリョ | 主力選手 | ブラジル |
LSB | 3 | ヌーノ・タヴァレス | 主力選手 | ポルトガル |
RSB | 7 | ネコ・ウィリアムズ | 主力選手 | ウェールズ |
LSB | 15 | ハリー・トフォロ | 準主力選手 | イングランド |
RSB | 29 | ゴンザロ・ モンティエル | 準主力選手 | アルゼンチン |
LSB | 43 | オラ・アイナ | 準主力選手 | ナイジェリア |
DM | 6 | イブラヒム・ サンガレ | 準主力選手 | トーゴ |
DM | 8 | シェイフ・クヤテ | CP戦等要員 | セネガル |
DM | 22 | ライアン・イェーツ | 準主力選手 | イングランド |
DM | 28 | ダニーロ | 主力選手 | ブラジル |
CM | 16 | ニコラ・ドミンゲス | 主力選手 | アルゼンチン |
OM | 10 | モーガン・ ギブス・ホワイト | 中心選手 | イングランド |
OM | 20 | ジョバンニ・レイナ | 準主力選手 | アメリカ |
LWG | 14 | カラム・ ハドソン=オドイ | 主力選手 | イングランド |
RWG | 21 | アンソニー・ エランガ | 中心選手 | スウェーデン |
ST | 9 | タイオウ・アウォニー | 中心選手 | ナイジェリア |
ST | 11 | クリス・ウッド | 主力選手 | ニュージーランド |
ST | 27 | ディヴォック・オリジ | 準主力選手 | ベルギー |
ST | 37 | ロドリゴ・リベイロ | CP戦等要員 | ポルトガル |
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