エバートン(エヴァートン)のフォーメーション(スタメン)・序列・戦力分析等【24冬移籍反映】

チーム•フォーメーション紹介
DAZN

この記事では、財務違反で勝ち点を剥奪されながらもプレミアリーグ残留を目指す古豪エバートンの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!

基本情報

クラブ名
(日本語表記)
エヴァートンFC
クラブ名
(英語表記)
Everton Football Club
愛称トフィーズ
所属リーグプレミアリーグ
ホームタウン
(人口)
リヴァプール
(49万人)
ホームスタジアム
(収容人数)
グディソン・パーク
(39,571人)
監督
(国籍)
ショーン・ダイチ
(イングランド)
ライバルチームリバプール

フォーメーション(スタメン)・序列

基本フォーメーション

GKの序列

イングランド代表でもゴールを守るピックフォードが不動の正守護神。

バックアップとカップ戦のスタメンをポルトガルの若手GKヴィルジニアが務める。

DFの序列

CBはベテランのターコウスキと新鋭ブランズウェイトのイングランド人コンビがファーストチョイス。

控えをイングランド代表経験を持つキーンが務めます。

RSBはヤングやパターソンなどがスタメンを務めてきましたが、出場機会の激減により冬にはトッテナムへの移籍も噂されたゴッドフリーが、ダイチ監督の信頼を掴み取り、1月末以降スタメンを奪っています。

LSBはミコレンコが不動のレギュラーです。

MFの序列

ボランチにはガーナー、オナナ、ゲイェと監督の信頼の厚い選手が3人揃っており、いずれかの選手がスタメンを務めます。

二列目中央は得点力を買われボランチからポジションを一列あげて起用されているドゥクレがファーストチョイス。

SHは現在は右にヤング、左にマクニールが入る事が多いですが、両選手ともに左右のSHを務める事ができます。

トップ下もこなすRSHハリソンは上記2人と遜色ない評価を得ており、SHのスタメンはこの3人から選ばれる事が多いです。

その他にも背番号10を背負うダンジュマも控えており、2列目のポジションは比較的層の厚いポジションといえます。

FWの序列

長年エバートンのエースを務めるC・ルーウィンが序列の一番手。

今夏ウディネーゼから獲得した、2シーズン連続でセリエAで二桁得点をあげているベトが控えを務めます。

戦術・戦力分析

監督・戦術完成度:B

エバートンの監督は、2023年に就任したダイチです。

彼の戦術は、ロングボールを軸にした古き良きブリティッシュスタイルです。

フィジカルを活かして球際の激しい競り合いでボールを奪い、素早く攻めるシンプルなスタイルがチームに浸透しており、選手もこれを実現できるハードワークできる選手が揃っています。

ただしボールを持たされると苦戦を強いられるなど、戦術の柔軟性は課題にあげられます。

守備力:A

エバートンの最大の特長は強固な守備力です。

前線の選手は相手のビルドアップを妨げるためにプレスをかけますが、ディフェンスラインは低く構えてカウンターを防ぎます。

前線の選手はハードワークが可能な選手は多く、ボランチも守備力のある選手が起用され、チーム全体で守備ブロックを形成できます。

2023-2024シーズンの2月末時点におけるプレミアリーグでの失点数は、プレミア3強に次ぐ少なさです。

ボール支配力:D

エバートンはボールを奪ったら少ない手数で前にボールを前に進める事を信条としており、ボールを長く保持する事は少ないです。

ボールを保持しながら攻め上がる事は苦手としており、2023年9月のルートン・タウン戦では68%ボールを支配しながら敗れるなど、ボール保持率が高い試合での勝率は高くありません。

攻撃力:D

2023-2024シーズンの2月末時点におけるプレミアリーグでの得点数は28とワースト3となっており、得点力が大きな課題です。

チームの得点の半数以上をセットプレーで奪っており、長身選手を多く揃え、高さの優位で数多くのゴールを奪っています。

逆に流れの中でのゴールは少なく、主な攻撃手段もロングボールとクロス攻撃になっており、攻撃の多様性に課題が残ります。

選手層:C

エバートンの選手層は平均レベルです。

各ポジション最低限のバックアップは揃っている印象ですが、プレミアリーグの上位や欧州のコンペティションを狙うにはもう一歩補強が必要な印象です。

総合評価:C

選手一覧(ポジション・序列・国籍)

POS背番号選手名序列国籍
GK1ジョーダン・
ピックフォード
中心選手イングランド
GK12ジョアン・
ヴィルジニア
CP戦等要員ポルトガル
GK31アンディ・
ロナーガン
CP戦等要員イングランド
CB5マイケル・キーン準主力選手イングランド
CB6ジェームズ・
ターコウスキー
主力選手イングランド
CB22ベン・ゴッドフリー主力選手イングランド
RSB2ネイサン・
パターソン
準主力選手スコットランド
RSB23シェイマス・
コールマン
準主力選手アイルランド
LSB18アシュリー・ヤング主力選手イングランド
LSB19ヴィタリー・
ミコレンコ
主力選手ウクライナ
DM27イドリッサ・ゲイェ主力選手セネガル
CM8アマドゥ・オナナ主力選手ベルギー
CM16アブドゥライェ・
ドゥクレ
主力選手マリ
CM20デレ・アリCP戦等要員イングランド
CM21アンドレ・ゴメス準主力選手ポルトガル
CM37ジェームズ・
ガーナー
主力選手イングランド
CM62タイラー・
オニャンゴ
CP戦等要員イングランド
RWG7ドワイト・
マクニール
主力選手イングランド
RWG11ジャック・ハリソン主力選手イングランド
LWG10アルノー・
ダンジュマ
準主力選手オランダ
ST9ドミニク・
カルヴァート・
ルーウィン
中心選手イングランド
ST14ベト準主力選手ポルトガル
ST28ユセフ・
シェルミティ
CP戦等要員ポルトガル
ST61ルイス・ドビンCP戦等要員イングランド

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