この記事では、2023-2024シーズンにおいてプレミアに旋風を巻き起こしているアストン・ヴィラの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名(日本語表記) | アストン・ヴィラ |
クラブ名(英語表記) | Aston Villa |
愛称 | ヴィラ、ライオンズ |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン(人口) | バーミンガム (110万) |
ホームスタジアム (収容人数) | ヴィラ・パーク (42,749人) |
監督(国籍) | ウナイ・エメリ (スペイン) |
ライバルチーム | バーミンガム・シティ |
フォーメーション(スタメン)・序列
基本フォーメーション
GKの序列
2023年のヤシン賞に選ばれたマルティネスが不動の守護神。
スウェーデン代表の守護神オルセンがバックアップを務めます。
DFの序列
昨季の守備の柱ミングスが長期不在中ですが、パウ・トーレス、コンサ、ラングレ、ジエゴと信頼のおけるCBは揃っています。
現在のファーストチョイスはパウ・トーレスとコンサですが、ラングレも信頼を高めており、熾烈なスタメン争いが繰り広げられています。
RSBはキャッシュがファーストチョイスで、CBが本職のコンサも務めることができます。
LSBはディーニュがファーストチョイスでしたが、モレノが評価を高めており、スタメンを務める機会も増えています。
MFの序列
ダブルボランチはD・ルイスとカマラのコンビが鉄板。どちらかが不在の際はティーレマンスが穴を埋めます。
ウイングは得点力のあるベイリーとディアビがファーストチョイス。ラムジーやティーレマンス、トップ下からマッギンがポジションを変えて務めることもあります。
トップ下はマッギンが中心選手として君臨。不在の際や別のポジションを務める場合はザニオロらが穴を埋めます。
FWの序列
ワトキンスが不動のエース。
2トップの際はウイングのディアビがCFが相方を務めるほか、コロンビア期待の若手CFデュランがバックアップを務めます。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:A+
監督のエメリはELを4度制し、ビジャレアルをCLベスト4に導くなどトーナメントを得意としています。
その理由は戦術にあり、早いカウンターを基本としながらも、相手に応じて戦術を変更する柔軟性と、試合途中の修正力に定評があります。
プレミアリーグの各チームの戦術やスタイルに合わせて後方の守備を変更するなど、エメリの優れた分析力を活かした戦術と、それを体現できる選手の力が組み合わさり、2023-2024シーズンの好成績に繋がっています。
守備力:A
今シーズンのアストン・ヴィラの守備の特徴はハイラインです。
統率されたラインからのオフサイドトラップを得意としており、オフサイド獲得数はプレミアリーグトップクラスです。
仮に裏を取られたとしても、スピードの優れたCB陣と抜群の飛び出しを見せるマルティネスが失点を防ぎます。
ボール支配力:B+
アストン・ヴィラの2023-2024シーズンのプレミアリーグの平均ボール支配率は55%を超えています。
SBが高い位置をとることでボール回しに加わり、良い距離間でボールを回す事が出来ています。
D・ルイスやティーレマンスなど、連携に優れたパス能力のある選手も揃っています。
得点力:A
2列目の選手ならどこからでも点を取れるアタッカーの決定力の高さがアストン・ヴィラの特長と言って良いでしょう。
エースワトキンスはコンスタントに2桁ゴールを記録しており、2列目を構成するマッギン、ディアビ、ベイリーは既に2023-2024シーズンの公式戦で6ゴール以上記録しています。
選手層:B+
スタメンの11人を選んでもスタメンと遜色ないレベルの選手がベンチに控えているのが今シーズンのアストン・ヴィラです。
特に2列目とディフェンスラインのスタメン争いは激しく、ECLと並行してリーグ戦を戦いながら好成績を残せる選手層があります。
ただ、信頼のおける選手数が多いわけではなく、特にCFやボランチなどは信頼のおける選手が少ないため、怪我人が増えた際や後半戦の過密日程でも好成績を残せるかが真価を問われる部分になるでしょう。
総合評価:A
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 1 | エミリアーノ・ マルティネス | 中心選手 | アルゼンチン |
GK | 25 | ロビン・オルセン | CP戦等要員 | スウェーデン |
GK | 64 | ジョー・ガウチ | CP戦等要員 | マルタ |
CB | 3 | ジエゴ・カルロス | 準主力選手 | ブラジル |
CB | 4 | エズリ・コンサ | 主力選手 | イングランド |
CB | 5 | タイロン・ミングス | 主力選手 | イングランド |
CB | 14 | パウ・トーレス | 主力選手 | スペイン |
CB | 16 | カラム・ チェンバース | CP戦等要員 | イングランド |
CB | 17 | クレマン・ラングレ | 準主力選手 | フランス |
CB | 30 | コートニー・ハウス | CP戦等要員 | イングランド |
LSB | 12 | リュカ・ディーニュ | 主力選手 | フランス |
LSB | 15 | アレックス・モレノ | 主力選手 | スペイン |
RSB | 2 | マティ・キャッシュ | 主力選手 | イングランド |
RSB | 29 | ケイン・ケスラー・ ヘイデン | CP戦等要員 | イングランド |
DM | 44 | ブバカール・カマラ | 中心選手 | フランス |
CM | 6 | ダグラス・ルイス | 中心選手 | ブラジル |
CM | 7 | ジョン・マクギン | 中心選手 | スコットランド |
CM | 8 | ユーリ・ ティレマンス | 主力選手 | ベルギー |
CM | 41 | ジェイコブ・ ラムジー | 準主力選手 | イングランド |
CM | 47 | ティム・ イロエグブナム | CP戦等要員 | イングランド |
OM | 22 | ニコロ・ザニオーロ | 準主力選手 | イタリア |
LWG | 27 | モーガン・ ロジャース | CP戦等要員 | イングランド |
LWG | 31 | レオン・ベイリー | 主力選手 | ジャマイカ |
RWG | 10 | エミリアーノ・ ブエンディア | 主力選手 | アルゼンチン |
RWG | 19 | ムサ・ディアビ | 主力選手 | フランス |
CF | 11 | オリー・ワトキンス | 中心選手 | イングランド |
CF | 24 | ジョン・デュラン | 準主力選手 | コロンビア |
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