この記事では、クロップの有終の美を飾るべく全てのタイトルの獲得を目指すプレミアリーグの名門リバプールの、最新のフォーメーション、序列、戦術、注目選手を徹底分析します!
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
クラブ名 (日本語表記) | リヴァプールFC |
クラブ名 (英語表記) | Liverpool Football Club |
愛称 | レッズ |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン (人口) | リヴァプール (約50万人) |
ホームスタジアム (収容人数) | アンフィールド (61,000人) |
監督 (国籍) | ユルゲン・クロップ (ドイツ) |
ライバルチーム | エヴァートン マンチェスター・ユナイテッド |
フォーメーション・序列
フォーメーション
GKの序列
リバプールの正GKは、アリソンで確定。
控えGKの座をアドリアンからケレハーが奪い、カップ戦やアリソンの不在時等に出場機会を得ています。
DFの序列
CBはファン・ダイクが不動。相方のポジションの序列はコナテが最上位。ゴメスもスタメンが狙える評価ですが、チーム事情でSBでの出場が増えています。
若手CBのクアンサが負傷者続出のDF陣の救世主となっており、今後も継続的に出場機会を得ると思われます。
RSBはアレクサンダー=アーノルドが鉄板でしたが、超新星ブラッドリーがスタメンを勝ち取る機会も出てきています。
LSBはロバートソンが鉄板で、ゴメスとツィミカスが控えています。
MFの序列
アンカーは遠藤が序列の一番手を勝ち取りました。
マック・アリスターもアンカーをこなすことができるため遠藤の不在時はアンカーに入りますが、本来のポジションはIHです。
IHは激戦区。ソボスライとマック・アリスターが頭一つ抜けていますが、ジョーンズ、エリオット、グラフェンベルフ、チアゴと控えにもタレントが揃っています。
FWの序列
LWGはルイス・ディアスが序列最上位。CFもこなすジョタ、ガクポ、ヌニョスが務めることもあります。
RWGはサラーが鉄板。不在時や交代はエリオットやジョタが務めます。
CFは現状ヌニョスが序列最上位ですが、ジョタ、ガクポがスタメンを務める機会もあり、差は少ないです。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度:S
チームの戦術は高いポゼッションとプレスを基本とし、攻撃的で多彩なサッカーを展開します。
監督のクロップは選手のモチベーションを引き出すことができる言わずと知れた世界最高峰の監督です。
昨シーズンは怪我や疲労による戦力の減少に対応できない場面もありましたが、今シーズンは新戦力の補強・台頭等により課題をクリア。
クロップの退任が決まったことで花道を飾ろうとチームの士気も高く、死角は見当たりません。
守備力:A+
チーム全体で絶え間なくプレスをかけ続けるゲーゲンプレスを採用しており、チームの守備意識は非常に高いです。
常にラインを高く保ち、両サイドバックが高いポジションをとる戦術をとるため、裏を取られるとピンチになりやすいですが、スピードのあるDF陣と、1対1に絶対の自信を持つアリソンなど選手個々の守備能力の高さを活かし、失点を回避します。
ボール支配力:A+
ボールを失ったらすぐにプレスをかけボールを奪い返すスタイルにより、高いボール支配率を誇ります。
ソボスライとマック・アリスターという新戦力MFを交えたパスワークも素晴らしく、個々のパススキル、ボール保持力も高いです。
2023-2024シーズンの2月時点でのプレミアリーグでの平均ボール支配率は60%を超えます。
得点力:S
チーム全体の攻撃意識は高く、FW陣の個々の攻撃スキルも高いです。
ロバートソンとアレクサンダー=アーノルドによる両サイドバックからの攻撃参加、高精度のクロスは世界最高の破壊力と言って良いでしょう。
決定力にやや課題は残るものの、それを補って余りある攻撃力を有しており、2023-2024シーズンにおける平均シュート数は20に迫る本数で、ゴール数もプレミアトップクラスです。
選手層:A+
選手層は近年リバプールの課題でしたが、ブラッドリー、クアンサら若手の台頭によりスタメンと控えの差は埋まってきています。
選手に運動量を求める戦術を採用していることもあり毎年怪我人が多く発生していますが、2023-2024シーズンはリザーブの選手がその穴を見事に埋めています。
総合評価:S
注目選手
ジェラードの背番号を受け継いだ男、ドミニク・ソボスライ
今シーズンからライプツィヒから加入したソボスライ。加入直後からリバプールの心臓として活躍しています。
ライプツィヒ時代の「エグい」プレー集は必見!ソボスライのプレースタイル・能力分析はこちら↓
リバプールの新司令塔、アレクシス・マック・アリスター
ソボスライと同じく今シーズンから加入したマック・アリスター。アンカーとIHをこなし、リバプールの中盤になくてはならない選手になっています。
アルゼンチン、ブライトン時代のプレー集も!マック・アリスターのプレースタイル・能力分析はこちら↓
リバプール2人目の日本人、遠藤航
日本人として忘れてならないのは遠藤航。加入当初は適応に苦しみましたが、今やアンカーのレギュラーを奪取したと言って良いでしょう。
ブンデスリーガ時代の残留決定ヘッド弾は必見!遠藤航のプレースタイル・能力分析はこちら↓
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選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | No. | 選手名 | 序列 | 国籍 |
GK | 1 | アリソン・ベッカー | 中心選手 | ブラジル |
GK | 13 | アドリアン | CP戦等要員 | スペイン |
GK | 62 | ケイオヒン・ケレハー | 準主力選手 | アイルランド |
CB LSB RSB | 2 | ジョー・ゴメス | 主力選手 | イングランド |
CB | 4 | ヴァージル・ ファン・ダイク | 中心選手 | オランダ |
CB | 5 | イブラヒマ・コナテ | 主力選手 | フランス |
CB | 32 | ジョエル・マティプ | 準主力選手 | カメルーン |
CB | 78 | ジャレル・クアンサ | 準主力選手 | イングランド |
RSB | 66 | トレント・ アレクサンダー・ アーノルド | 主力選手 | イングランド |
RSB | 84 | コナー・ブラッドリー | 準主力選手 | 北アイルランド |
LSB | 21 | コスタス・ツィミカス | 準主力選手 | ギリシャ |
LSB | 26 | アンドリュー・ ロバートソン | 主力選手 | スコットランド |
DM | 3 | 遠藤 航 | 主力選手 | 日本 |
DM | 43 | ステファン・ バイチェティッチ | CP戦等要員 | スペイン |
CM | 6 | チアゴ・アルカンタラ | 準主力選手 | スペイン |
CM | 8 | ドミニク・ソボスライ | 主力選手 | ハンガリー |
CM DM | 10 | アレクシス・ マック・アリスター | 主力選手 | アルゼンチン |
CM | 17 | カーティス・ジョーンズ | 準主力選手 | イングランド |
CM RWG | 19 | ハーヴェイ・エリオット | 準主力選手 | イングランド |
CM | 38 | ライアン・ グラーフェンベルフ | 準主力選手 | オランダ |
CM | 42 | レイトン・クラーク | CP戦等要員 | イングランド |
RWG | 11 | モハメド・サラー | 中心選手 | エジプト |
RWG | 50 | ベン・ドーク | CP戦等要員 | スコットランド |
RWG | 49 | カイド・ゴードン | CP戦等要員 | イングランド |
LWG | 7 | ルイス・ディアス | 主力選手 | コロンビア |
CF LWG | 9 | ダルウィン・ヌニェス | 主力選手 | ウルグアイ |
CF LWG | 18 | コディ・ガクポ | 主力選手 | オランダ |
CF LWG RWG | 20 | ディオゴ・ジョッタ | 主力選手 | ポルトガル |
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