この記事では、ボーンマスを昇格に導いたオニール監督のもとプレミア上位進出を狙うウルブズの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名 (日本語表記) | ウルヴァーハンプトン |
クラブ名 (英語表記) | Wolverhampton |
愛称 | ウルブズ |
所属リーグ | プレミアリーグ |
ホームタウン (人口) | ウルヴァーハンプトン (約26万人) |
ホームスタジアム (収容人数) | モリヌー・スタジアム (約32,000人) |
監督 (国籍) | ガニー・オニール (イングランド) |
ライバルチーム | WBA |
フォーメーション(スタメン)・序列
基本フォーメーション
GKの序列
2021年からウルブズ不動の守護神を務めるサーがファーストチョイス。
今夏にイングランド2部ブリストル・シティから獲得したベントリーがバックアップを務めます。
DFの序列
3バックは右からキャプテンのキルマン、今夏ウェストハムから移籍のドーソン、今年ポルトガル代表に初招集されたT・ゴメスが鉄板の布陣。
CBの控えの一番手は今夏ジローナから移籍のS・ブエノが務めます。
MFの序列
中盤の底はレミナとJ・ゴメスのコンビがファーストチョイス。
ドイルとトラオレの若手2名がバックアップを務めます。
WBは右はポルトガル代表セメド、左は攻撃力に優れたアイト=ヌーリが序列の一番手。
右にベテランのドハーティ、左にスペインの新鋭H・ブエノがバックアップとして控えます。
FWの序列
CFは既に今季二桁ゴールを挙げているエースファン・ヒチャンが序列の一番手。
シャドーストライカーは今季9得点をあげているWエースの1人クーニャと、今期復活を果たしたネトが不動のスタメンでしたが、クーニャがハムストリングの負傷で今季絶望となりました。
クーニャの穴は主にサラビアが埋めており、CMからコンバートされたベルガルドが最前線やシャドーストライカーを務めることもあります。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度: B
2023-2024シーズンの開幕直前にフロントとの不協和音により突如辞任したロペテギ監督の後をついで監督に就任したオニールは、自分の特長をチームに早期に植え付けました。
強度の高さと自陣で強固な守備ブロックを敷き、ボールを奪ってのカウンターを武器に、プレミアリーグでも堂々の戦いを見せています。
現在は良くも悪くも戦術が一貫しているイメージであり、対戦相手や状況に応じたより柔軟な戦い方が出来るようになれば、更に上のステージを狙うことも可能でしょう。
守備力: B
ウルヴァーハンプトンは、相手にボールを持たれることを割り切り、引いて集中力の高い守備を継続することで、強固な守備ブロックを形成します。
プレミアリーグでは押し込まれる場面が多くなる事から失点数は少なくはありませんが、それでもプレミア平均クラスの失点数に抑えています。
ボール支配力: C
プレミアリーグでの平均ボール支配率は50%をきっており、ボール保持志向はそこまで高くありません。
ビルドアップもシーズンが進むにつれ整備されてきている印象ですが、ボールを持たされる試合では攻撃の組み立てに苦しむ印象はあります。
得点力: C
ウルブズの攻撃の一番の特長は、前線の個の力に頼ったロングカウンターです。
右サイドのネトのドリブルから前線のクーニャやファン・ヒチャンなどの得点力のある選手へ繋げるパターンは破壊力がありますが、逆にこのパターンを封じられると攻め手が厳しくなります。
更なる得点力の向上には、多様な得点ルートの確立が必要です。
選手層: C
選手層はプレミアリーグのレベルで考えるとやや薄い印象です。
信頼をおけるバックアップが一定程度はいる印象ですが、同じポジションに怪我人が複数出ると厳しい戦いを強いられそうです。
総合評価:C
選手一覧
POS | 背番号 | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 1 | ジョゼ・サー | 中心選手 | ポルトガル |
GK | 25 | ダニエル・ ベントレー | CP戦等要員 | イングランド |
GK | 40 | トム・キング | CP戦等要員 | ウェールズ |
RSB | 2 | マット・ドハーティ | 準主力選手 | アイルランド |
LSB | 3 | ライアン・エイト・ ヌーリ | 主力選手 | アルジェリア |
CB | 4 | サンティアゴ・ ブエノ | 準主力選手 | ウルグアイ |
CB | 15 | クレイグ・ドーソン | 主力選手 | イングランド |
LSB | 17 | ヒューゴ・ブエノ | 準主力選手 | スペイン |
RSB | 22 | ネルソン・セメド | 主力選手 | ポルトガル |
CB | 23 | マックス・キルマン | 主力選手 | イングランド |
CB | 24 | トティ・ゴメス | 主力選手 | ポルトガル |
DM | 5 | マリオ・レミナ | 主力選手 | ガボン |
DM | 6 | ブバカル・トラオレ | 準主力選手 | マリ |
CM | 8 | ジョアン・ゴメス | 主力選手 | ブラジル |
OM | 14 | ノハ・レミナ | CP戦等要員 | フランス |
CM | 20 | トーマス・ドイル | 準主力選手 | イングランド |
OM | 27 | ジャンリクナー・ ベルガルド | 準主力選手 | フランス |
RWG | 7 | ペドロ・ネト | 中心選手 | ポルトガル |
CF | 11 | ファン・ヒチャン | 中心選手 | 韓国 |
CF | 12 | マシアス・クーニャ | 中心選手 | ブラジル |
RWG | 21 | パブロ・サラビア | 主力選手 | スペイン |
LWG | 30 | エンソ・ゴンザレス | CP戦等要員 | パラグアイ |
コメント