この記事では、コンパニ新監督の下、ブンデスリーガ王者奪還とCL制覇を目指すバイエルン・ミュンヘンの、最新のフォーメーション、スタメン、序列、戦術、戦力等を徹底分析します!
基本情報
クラブ名 (日本語表記) | FCバイエルン・ミュンヘン |
クラブ名 (英語表記) | FC Bayern München |
愛称 | バーバリアンズ |
所属リーグ | ブンデスリーガ |
ホームタウン (人口) | ミュンヘン (約150万人) |
ホームスタジアム (収容人数) | アリアンツ・アリーナ (70524席) |
監督 (国籍) | ヴィンサン・コンパニ (ベルギー) |
ライバルチーム | ボルシア・ドルトムント |
フォーメーション(スタメン)・序列
GKの序列
長年バイエルン、ドイツ代表の守護神を務めるノイアーが正守護神。
近年はノイアーの怪我での離脱が増えており、その際はドイツ代表招集歴もあるウルライヒが守護神を務めます。
DFの序列
昨季の守備の柱デ・リフトが抜けたCBはフランス代表ウパメカノと韓国代表のキムミンジェのコンビがCBのファーストチョイスです。
昨季レギュラーを務めたダイアーは監督の戦術の関係上序列を落としており、ベンチを温める機会が多くなっています。
怪我で負傷している日本代表の伊藤は怪我からの復帰後はスタメンを争いそうです。
RSBは怪我人が続出しており、現在はボランチが本職のキミッヒやLSBが本職のゲレイロがスタメンを務めます。
LSBは移籍の噂もあったカナダ代表デイビスと、ゲレイロがスタメンを争います。
MFの序列
ボランチはドイツ代表にも選ばれた新星パブロビッチが新監督の信頼を勝ち取っています。
ボランチのもう一枠はキミッヒがファーストチョイスで、キミッヒがRSBに回る場合はライマーがスタメンを務めることが多いです。
トップ下はバイエルン・ドイツ代表の中心に成長したムシアラがファーストチョイス。ドイツのレジェンドミュラーも健在です。
FWの序列
WGはドイツ代表の新加入のフランス代表オリーセとニャブリのコンビが序列の一番手です。
控えにもバイエルンで長年活躍するザネ、コマンなど、一線級の選手がバックアップに控えます。
CFは世界最高峰のストライカー、ケインが不動のスタメン。フランスの新星テルがバックアップを務めます。
戦術・戦力分析
監督・戦術完成度: A
新監督のコンパニは昨季バーンリーを指揮したものの結果を残せずチームは2部降格、ビッグクラブを率いた経験もないままバイエルンの監督に就任に懐疑的な声がありましたが、雑音を掻き消すチームづくりをみせています。
コンパニが得意とするハイプレスを駆使しボールを支配する戦術がバイエルンにマッチし、相手を圧倒するバイエルンらしさが戻ってきた印象です。
守備力:A
バイエルンは、コンパニ仕込みのハイプレスを軸とした前からの守備を身上としています。
ブンデスリーガでは失点数も少なくなっていますが、CB以外は守備よりも攻撃面を評価された選手がスタメンに起用される事が多く、CLなど強豪との対戦でも問題なく守備を構築できるか、今後真価が問われそうです。
ボール支配力: S
ペップの師事を受けたコンパニによるスピーディーなパスワークを信条とした戦術を、中盤のキミッヒや新星パブロビッチを中心に見事に体現しており、バイエルンはポゼッションにおいても優位に立つことが多いです。
ブンデスリーガの平均ボール支配率は70%程度と非常に高く、どんな相手でもポゼッションで優位に立てる力を有しています。
得点力:S
昨季加入したワールドクラスのストライカー、ハリー・ケインが加入。加入初年度から得点王を獲得し、今季も攻撃の中心になることは間違いありません。
脇を固める攻撃陣もワールドクラスの選手が揃い、ブンデスリーガの得点数でもダントツのトップに立つなど、世界最高峰の攻撃力を備えていると言って差し支えないでしょう。
選手層:S
バイエルンの選手層は世界トップクラスと言って良いでしょう。
所属選手の市場価値ランキングでも世界TOP6に入っており、控え選手も含めて一線級の選手が揃っている中、パブロビッチら若手も台頭してきています。
総合評価:A+
選手一覧(ポジション・序列・国籍)
POS | No. | 選手名 | 序列 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
GK | 1 | マヌエル・ノイアー | 中心選手 | ドイツ |
GK | 18 | ダニエル・ペレッツ | CP戦等要員 | ドイツ |
GK | 26 | スヴェン・ ウルライヒ | 準主力選手 | ドイツ |
CB | 2 | ダヨ・ウパメカノ | 主力選手 | フランス |
CB | 3 | キム・ミンジェ | 主力選手 | 韓国 |
CB | 15 | エリック・ダイアー | 準主力選手 | イングランド |
CB | 21 | 伊藤洋輝 | 主力選手 | 日本 |
CB | 28 | タレク・ブッフマン | CP戦等要員 | ドイツ |
LSB | 19 | アルフォンソ・ デイビス | 主力選手 | カナダ |
LSB | 22 | ラファエル・ゲレイロ | 主力選手 | ポルトガル |
RSB | 28 | サシャ・ブイ | 準主力選手 | フランス |
RSB | 44 | ヨシプ・ スタニシッチ | 主力選手 | クロアチア |
CM | 8 | レオン・ゴレツカ | 準主力選手 | ドイツ |
DM | 6 | ヨシュア・キミッヒ | 主力選手 | ドイツ |
DM | 16 | ジョアン・ パリーニャ | 準主力選手 | ポルトガル |
CM | 27 | コンラッド・ライマー | 準主力選手 | オーストリア |
CM | 45 | アレクサンダー・ パブロビッチ | 主力選手 | ドイツ |
OM | 42 | ジャマル・ムシアラ | 中心選手 | ドイツ |
RWG | 7 | セルジュ・ニャブリ | 主力選手 | ドイツ |
RWG | 10 | リロイ・サネ | 主力選手 | ドイツ |
RWG | 11 | キングスレイ・コマン | 準主力選手 | フランス |
LWG | 17 | マイケル・オリーセ | 主力選手 | フランス |
LWG | 39 | マティス・テル | 準主力選手 | フランス |
CF | 9 | ハリー・ケイン | 中心選手 | イングランド |
CF | 25 | トーマス・ミュラー | 主力選手 | ドイツ |
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